Azureの小ネタ (改)

~Azureネタを中心に、色々とその他の技術的なことなどを~

MySQL が Azureにやってきた (Preview)

マネージドなMySQLがAzureにやってきたようですので、取りあえず作ってみましたレベルのお話です。

作成

ポータルからMySQLサーバー向けのAzure データベースを選びます。 f:id:StateMachine:20170516131856p:plain:w300

作成画面は以下です。まだBASICプランしかありませんが、最小構成で2千円強ですね。

f:id:StateMachine:20170516132202p:plain

また、バージョンは5.6 or 5.7 が選択可能です。

各種情報

作成後はこんな感じです。

f:id:StateMachine:20170516134432p:plain

接続

各種接続文字列は、ポータルから取得できます。ここではMySQL Workbenchから接続しますが、その前に接続のセキュリティからファイアウォール規則を編集しておく必要があります。

MySQL Workbench開いて、接続情報を設定します。

f:id:StateMachine:20170516135639p:plain

Test Connection が OKなら無問題です。

f:id:StateMachine:20170516135708p:plain:w300

サーバー側の情報ををみると、Windowsで動いているっぽいですね。

f:id:StateMachine:20170516135728p:plain

DB自身は作成されてないので、適当にCREATE DATABASEしてください(みたいでです)

Wordpressから

WebApps 上にWordpressをさくっと作成できたりしますが、ここからもMySQL がサポートされています。データベースプロバイダーで、Azure Database for MySQLを選びます。既存のものは利用できず、常に新規作成になってしまうぽい感じでした。

f:id:StateMachine:20170516142616p:plain

以上。

Azure Cloud Shell の初期化方法

Azure Cloud Shell (Preview) overview | Microsoft Docs のコメントにちらっと書かれていたので、試してみました。

clouddrive unmount

をすれば、Cloud Shell とストレージアカウントの紐付けがリセットされるようです。

f:id:StateMachine:20170516101408p:plain

上部のリセットボタンを押せば、新しいセッションが始まります。

再度アカウントが作られる旨のダイアログがでますが、削除してないならば、そのまま使われます。

たぶん、ストレージアカウントを消しておけば、新しいのが作られるのではないかと思います(フルリセットしたいときにどうぞ)

最初、このコマンドを知らなくて、ストレージアカウントを削除してハマったのは自分です。

Azure Cloud Shell

build 2017 も終わりAzureに関する様々な新しい機能が発表されました。自己学習を兼ねて、すこしづつ試した結果を備忘録として書いていきたいと思います。

Azure Cloud Shell(Preview)が使えるようになりました。Azureのポータルからボタンをポチっとするだけ、ブラウザ内でShellが起動し、Azureを色々操作できてしまう機能です。

いちおう確認画面がでます。

f:id:StateMachine:20170515123555p:plain

サブスクリプションに何もない状態で、最初にCloud Shellを起動しようとすると、リソースが作成できず失敗したので、そういう場合は、捨てのストレージアカウントでも作成しておくと良いと思います。

Azure Cloud Shell (Preview) overview | Microsoft Docs

f:id:StateMachine:20170515121435p:plain

  • Storageアカウントが必要で勝手に作られます。
  • Azure Files でホームディレクトリが保持される感じで、5GBまでになってます
  • OSは、Ubuntu 16.04 LTS のコンテナです。
  • ユーザ名はかってにMSアカウントのファーストネームを使われました
  • 自分の場合は、リソースグループが cloud-shell-storage-westus なので、West USに作られた模様です。インドとかの人もいるので、なんらかのルールで割り振られるのかもしれません。
  • PowerShell 版は、もうじきだそうです。

操作

あらかじめ az コマンドがインストールされており、ログインしたサブスクリプションが認証されているので、そのまま操作可能です。

az group create --name hoge --location japaneast
az vm create --resource-group hoge --name myVM --image UbuntuLTS --admin-username azureuser --authentication-type password --admin-password '...'

とでもやれば、さくっとLinux VMが起動するでしょう。

Linuxとしてつらつら

  • Emacs/Vim は入ってます。
  • apt はあるけど、sudo とかないのでパッケージ的ななにかはインストールできません。ただし、gccとかあるので、普通に configure && make すれば色々動くでしょう。

cpuinfoとか

~$ cat /proc/cpuinfo
processor       : 0
vendor_id       : GenuineIntel
cpu family      : 6
model           : 63
model name      : Intel(R) Xeon(R) CPU E5-2673 v3 @ 2.40GHz
stepping        : 2
microcode       : 0xffffffff
cpu MHz         : 2394.439
cache size      : 30720 KB
physical id     : 0
siblings        : 1
core id         : 0
cpu cores       : 1
apicid          : 0
initial apicid  : 0
fpu             : yes
fpu_exception   : yes
cpuid level     : 13
wp              : yes
flags           : fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca cmov pat pse36 clflush mmx fxsr sse sse2 ss syscall nx lm constant_tsc rep_good nopl eagerfpu p
ni pclmulqdq ssse3 fma cx16 sse4_1 sse4_2 movbe popcnt aes xsave avx f16c rdrand hypervisor lahf_lm abm fsgsbase bmi1 avx2 smep bmi2 erms xsaveopt
bugs            :
bogomips        : 4788.87
clflush size    : 64
cache_alignment : 64
address sizes   : 42 bits physical, 48 bits virtual
power management:

meminfoとか

~$ cat /proc/cpuinfo
processor       : 0
vendor_id       : GenuineIntel
cpu family      : 6
model           : 63
model name      : Intel(R) Xeon(R) CPU E5-2673 v3 @ 2.40GHz
stepping        : 2
microcode       : 0xffffffff
cpu MHz         : 2394.439
cache size      : 30720 KB
physical id     : 0
siblings        : 1
core id         : 0
cpu cores       : 1
apicid          : 0
initial apicid  : 0
fpu             : yes
fpu_exception   : yes
cpuid level     : 13
wp              : yes
flags           : fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca cmov pat pse36 clflush mmx fxsr sse sse2 ss syscall nx lm constant_tsc rep_good nopl eagerfpu p
ni pclmulqdq ssse3 fma cx16 sse4_1 sse4_2 movbe popcnt aes xsave avx f16c rdrand hypervisor lahf_lm abm fsgsbase bmi1 avx2 smep bmi2 erms xsaveopt
bugs            :
bogomips        : 4788.87
clflush size    : 64
cache_alignment : 64
address sizes   : 42 bits physical, 48 bits virtual
power management:
...

とりあえず、気になる人は要チェックです。