Azureの小ネタ (改)

~Azureネタを中心に、色々とその他の技術的なことなどを~

ARM

WebAppsの常時接続をPowerShellから有効にする

タイトルどおり、備忘録です。Azure PowerShellにはピンポイントで有効にする引数がなかったので。 その1 方法はいくつかあって、Set-AzureRmResourceコマンドを使うことです。Set-AzureRmResourceは、低レベルなARMのコマンドで、そのままJSONをPUTするよう…

Azure SDK for Java 1.0.0-beta2 VM編

今回は、よくあるVMの操作についてです。 一覧 AzureインスタンスからVM一覧を取得できます。各プロパティが、getter/setterではなくて、単なるname()とか、computerName()とかになってます。 前々から不便だったresource group を取得するメソッドも増えま…

Azure Java SDK 1.0.0-beta2

Azure Java SDK が 少し新しくなって、 1.0.0-beta2 となりました。まだ全てのリソースに対応していませんが、APIが少し変わったので試してみます。基本、以下のGitHubにつらつらと書かれているものです。 github.com 認証 以前は、つらつらとコードを記述し…

Azure REST API Specifications をパースしてモデル情報を見てみる

以前、手書き(UMLツール)で以下を作図したんですが、手書きで書き起こすのはちょっとシンドイです。 statemachine.hatenablog.com この手の物には、機械可読可能なメタモデル的な定義があるわけでして、それが何かというと以下だったりします。 GitHub - A…

RBACのオペレーション一覧

RBACはカスタムロールを作ることができますが、それらの操作一覧を取得する備忘録です。 一覧表示 操作を表示するには、Get-AzureRmProviderOperation コマンドを使います。OperationSearchStringが必須引数なので、* とか指定すると全部でます。 Get-Azure…

Azure SDK for Java 1.0.0 beta

AutoRestに対応したJava SDK 1.0.0 beta がリリースされてます。GitHubのAutoRestブランチを参照してください。 github.com 0.9系のAPIから大幅に変更されているため互換がありません。ただ各言語共通フレームワークからの自動生成なので、各言語間のクラス…

ARM API およびSDKでの仮想マシンの状態取得

ARM APIを使うSDK(Python、Java)などで仮想マシンの状態(InstanceView)を取得するのにハマったので備忘メモ。 前提として そもそも、InstanceViewを取得するには以下のAPIを使います。 Get information about a virtual machine 二種類あって、以下がIns…

Azure PowerShellで認証情報を保存する

Azure Powershellで認証を行うには、Add-AzureRmAccountを使ったりましますが、PowerShellを終了してしまうと認証が維持されません。再度ログインすると、ログイン画面から認証まで微妙に時間がかかったりして、イラットすることもしばしば。 そんなときSave…

Azure VM V2 (Azure Resource Manager) のディスク拡張をする

仮想マシンV2(いわゆるAzure Resource Manager)での ディクス拡張方法です。 拡張後のOS操作は以下と同様だと思います(未確認) 仮想マシンのディスクを拡張する - Azureの小ネタ (改) 仮想マシンのディスクを拡張する Linux編 - Azureの小ネタ (改) …

Azure SDK for Python を使う

Azure SDK for Python を試す機会があったので備忘録として。 ちなみにPythonはVisual Studio上でプロジェクト作ってデバッグして実行できて便利になってますが、その辺りのセットアップ方法は以下。 Python と SDK のインストール - Azure SDK関連は以下で…

ARMモードでのPoint to Site VPN接続ではまった

少しばかりハマったので備忘メモなのですが、これは2016/02/19 時点での情報です。数週間前の情報が既に古くなってしまうAzureの宿命でしょう。 Azure ARM PowerShellのバージョンは、1.0.4 です(Get-Moduleによる) 前提として、 現在のNewポータルでは、P…

Azure ARM API 事始め

この記事はAzure Advent Calender 22日目の記事です。ここ最近、Azure API を呼び出すことが多かったので、備忘録としてまとめておきたいと思います。 概要 APIには、Azure Management API(ASM)と、Azure Resource Manager(ARM)がありますが、この記事はARM…

ARMにおけるロードバランサー周りのリソース

ARM

前回、仮想マシンV2の論理構造 - Azureの小ネタ (改) みたいな記事を書いたのですが、同時にロードバランサー周りの構造も図に起こしてました。今回、またロードバランサー周りを調査する必要があったので、少し修正して放流します。 LBまわり 実際、ロー…

仮想マシンV2の状態について

仮想マシンV2(ARM)の状態は、管理ポータルを見るよりAPIを叩く or Resource Explorer から参照したほうが生の値が見られて分かりやいです。 正確に言うと仮想マシンの情報を取得しただけでは状態は取れなくて、InstanceView という別API(ネストしたAPI)…

Azure PowerShell 1.0 Preview

Azure PowerShell 1.0 Preview がアナウンスされました。 azure.microsoft.com Azure Resource Manager (ARM) による管理APIが追加され、それによって Switch-AzureMode にてARM<->ASMを切り替える実装になりましたが、同名で異なる動きをするコマンドが…

仮想マシンV2 と ロードバランサーを作成するサンプルスクリプト

仮想マシンn台と、ロードバランサーを作成するスクリプトを貼り付けておきます。適宜変数を書き換えてください。いくつかハードコードしてますが、すみませんです。 台数は unitNum変数を書き換えてください。ロードバランサーではSSHとHTTPポートを空けてい…

仮想マシンV2にロードバランサーを追加する

仮想マシンV1では、仮想マシンのコンテナとしてクラウドサービス(≠PaaS)を利用していたため、暗黙的なロードバランサーが常に存在していました。仮想マシンV2では、前記事のとおりロードバランサーは必須ではなく必要に応じて、追加する必要があります。 今…

仮想マシンV2にネットワーク セキュリティ グループを追加する

Visual Studio 、Azure PowerShell などで 仮想マシンV2 を作成してみましたが、とくにネットワークセキュリティについて設定していませんでした。このままですとPingも通ってしまってあまりよろしくありません。 これらはネットワークセキュリティグループ…

Azure KeyVaultを使ったClient Side Encryption

前回は、Azure Key Vaultのライブラリのみを使いましたが、今回はシークレットをAzure Key Vaultに格納してそれを利用してみたいと思います。 Azure KeyValutは、シークレットや証明書などを保管するサービスでAAD(Windows Azure Active Directory)と連携し…

Visual Studio から 仮想マシンV2を作成する その2

前回 は、予め用意されていたテンプレートを使用して仮想マシンV2を作成しましたが、こんどはテンプレートが空の状態から作成してみたいと思います。 プロジェクトの作成 プロジェクトの新規作成から、空のテンプレートを選びます。 JSONファイルとアウトラ…

Visual Studio から 仮想マシンV2を作成する

今回は、Visual Studio 2013 + Azure Tools で、Visual Studioから仮想マシンV2を作成してみます。最新のAzure Toolには、Azure リソースグループと呼ばれてプロジェクトを作成できるので、それをベースに行います。 プロジェクト作成 プロジェクトの作成か…

仮想マシンV2作成のスクリプト例

前回の記事では、PowerShellを使って仮想マシンV2を作成しましたが、スクリプトが断片的だったので、ざっくりまとめました。 Azure PowerShell で仮想マシンV2を作成する - Azureの小ネタ (改)

Azure PowerShell で仮想マシンV2を作成する

Azure PowerShellで、仮想マシン V2を作成してみます。現在のAzure PowerShellには、 サービスマネジメントモード(ASM) リソースマネージャーモード(ARM) の2つがあります。 それらの切り替えは、Switch-AzureMode コマンドレットで行いますが、以下の通…

仮想マシンV1とV2

自己学習のため概念をまとめました。予め断っておくと、チラ裏なので、間違っているかもしれませんし、深掘りできていないです。まあ、必要なことはすべてブチザッキに書いてあると思いますし、以下を読めばわかることだと思います。 Azure リソース マネー…

Azure クイックスタートテンプレートを使う

Azureの管理方法がサービス管理API(ASM)からリソース管理API(ARM)に移り変わっていく感じですが、いかがおすごしでしょうか。取っつきにくい(と自分では感じている)ARMですが、クイックスタートテンプレートから試すことができるようになっています。 A…