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Azureの小ネタ (改)

~Azureネタを中心に、色々とその他の技術的なことなどを~

内部負荷分散を試してみる

だいぶ以前(2014/5)より内部負荷分散(Internal Load Balancer) が利用可能になってたのですが、試したことがなかったのでやってみました。現時点では、管理ポータルから作業することはできずコマンドラインからの作業でしか定義できません(azure command line tools は未確認)

内部負荷分散は、仮想ネットワークのサブネットに定義しますが、従来のアフィニティグループと紐づいている仮想ネットワークには定義できません。リージョナル仮想ネットワークにのみ定義できるので注意が必要です。

構成

テストする構成は以下の通り。

  • test01/test02/test03 の仮想マシンを作成 (今回はUbuntu)
  • test01とtest02でhttpを負荷分散する。test03 はアクセスする人。

f:id:StateMachine:20150204181646p:plain

まずは、上記構成の環境を構築しますが、そこは割愛します。

Interlan Load Balancer の作成

Add-AzureInternalLoadBalancerコマンドレットを使い定義します。IPアドレスは指定しなくても、任意のアドレスに割り当ててくれます。

Add-AzureInternalLoadBalancer -InternalLoadBalancerName myilb `
     -ServiceName svname -SubnetName Subnet-1 `
     -StaticVNetIPAddress 10.0.0.10

Get-AzureInternalLoadBalancer で、定義内容を確認できます。

PS C:\> Get-AzureInternalLoadBalancer svname

InternalLoadBalancerName : myilb
ServiceName              : svname
DeploymentName           : test01
SubnetName               : Subnet-1
IPAddress                : 10.0.0.10
OperationDescription     : Get-AzureInternalLoadBalancer
OperationId              : e9511d27-622b-6aaf-b14a-2a7b2e065a59
OperationStatus          : Succeeded

エンドポイントの追加

エンドポイントの追加は、パブリックエンドポイトと同じくAdd-AzureEndpointコマンドレットで行います。InternalLoadBalancerName 引数を指定するのがポイントです。

Get-AzureVM svname test01 |
Add-AzureEndpoint -Name http -Protocol tcp -LocalPort 80 -PublicPort 80 `
-ProbePort 80 -ProbeProtocol tcp -InternalLoadBalancerName myilb -LBSetName myilb |
Update-AzureVM

これをtest02 に対しても行います。

確認は、Get-AzureEndpointコマンドレットで出来ます。

PS C:\> Get-AzureVM svname test01 | Get-AzureEndpoint http

LBSetName                : myilb
LocalPort                : 80
Name                     : http
Port                     : 80
Protocol                 : tcp
Vip                      : 10.0.0.10
ProbePath                : 
ProbePort                : 80
ProbeProtocol            : tcp
ProbeIntervalInSeconds   : 15
ProbeTimeoutInSeconds    : 31
EnableDirectServerReturn : False
Acl                      : {}
InternalLoadBalancerName : myilb
IdleTimeoutInMinutes     : 
LoadBalancerDistribution : 

確認

test01/test02には適宜httpサーバーを起動しておきましょう。test03から

curl http://10.0.0.10/

で、レスポンスがゲットできれば問題なく動いているでしょう。負荷分散されているtest01/test02からcurlしても、自分に戻ってくる場合はレスポンスが得られないので注意(確認を横着してちょっとはまった)。交互に接続されるみたいなので、ラウンドロビンっぽい動作になっているように見えます。