Azureの小ネタ (改)

~Azureネタを中心に、色々とその他の技術的なことなどを~

Azure

Managed Disks を PowerShellで操作する

Managed Disksの操作には3.5以降のAzure PowerShellが必要です。この記事を執筆時点で Web Platform Installerからはインストールできないので、以下から入手する必要があります。 Release 3.5.0 · Azure/azure-powershell · GitHub Diskの状態を見る Diskの…

Azure Managed Disks が GAしました

Azure Managed Disks (管理ディスクと訳されるようになったようです)がGAしました。今まで仮想マシンのディスク(VHD)は、明示的にストレージアカウントを作成しBLOBを紐付ける必要がありましたが、これらが不要となります。AWSからするとやや判りにくかっ…

WebAppsの常時接続をPowerShellから有効にする

タイトルどおり、備忘録です。Azure PowerShellにはピンポイントで有効にする引数がなかったので。 その1 方法はいくつかあって、Set-AzureRmResourceコマンドを使うことです。Set-AzureRmResourceは、低レベルなARMのコマンドで、そのままJSONをPUTするよう…

Azure SDK for Java 1.0.0-beta2 VM編

今回は、よくあるVMの操作についてです。 一覧 AzureインスタンスからVM一覧を取得できます。各プロパティが、getter/setterではなくて、単なるname()とか、computerName()とかになってます。 前々から不便だったresource group を取得するメソッドも増えま…

Azure Java SDK 1.0.0-beta2

Azure Java SDK が 少し新しくなって、 1.0.0-beta2 となりました。まだ全てのリソースに対応していませんが、APIが少し変わったので試してみます。基本、以下のGitHubにつらつらと書かれているものです。 github.com 認証 以前は、つらつらとコードを記述し…

AutoRest フレームワークを使って Azure SDK for Javaを生成してみる

何度かBLOGってますが、Azure SDKはSwagger API (JSON) から 自動でSDKを生成しています。SDKに依存しないピュアなコードも生成できるみたいなのですが、そこは割愛してAzure SDK for Java を生成してみます。 github.com ビルド 上記、GitHubからリポジト…

Azure REST API Specifications をパースしてモデル情報を見てみる その2

前回は、Swagger APIのパース部分でつまづいて終わったのですが、続きをやってみました statemachine.hatenablog.com Parser 前回記事通り、現状のSwagger製のJava Parserだと、Azure の REST API SPECが正しくパースされないので、結局Java Parserをアドホ…

Azure REST API Specifications をパースしてモデル情報を見てみる

以前、手書き(UMLツール)で以下を作図したんですが、手書きで書き起こすのはちょっとシンドイです。 statemachine.hatenablog.com この手の物には、機械可読可能なメタモデル的な定義があるわけでして、それが何かというと以下だったりします。 GitHub - A…

Azure Active Directory で Spring Boot and OAuth2

追記 2017/07/12 少しきれいにしたサンプルを以下に置いてあります。 github.com Sprint Boot and OAuth2 ということで、以下にチュートリアルがあったりするわけですが、チュートリアルには、FaceBookとGithubの例が載っていたので、ふと思い立ってAzure Ac…

RBACのオペレーション一覧

RBACはカスタムロールを作ることができますが、それらの操作一覧を取得する備忘録です。 一覧表示 操作を表示するには、Get-AzureRmProviderOperation コマンドを使います。OperationSearchStringが必須引数なので、* とか指定すると全部でます。 Get-Azure…

Azure SDK for Java 1.0.0 beta

AutoRestに対応したJava SDK 1.0.0 beta がリリースされてます。GitHubのAutoRestブランチを参照してください。 github.com 0.9系のAPIから大幅に変更されているため互換がありません。ただ各言語共通フレームワークからの自動生成なので、各言語間のクラス…

ARM API およびSDKでの仮想マシンの状態取得

ARM APIを使うSDK(Python、Java)などで仮想マシンの状態(InstanceView)を取得するのにハマったので備忘メモ。 前提として そもそも、InstanceViewを取得するには以下のAPIを使います。 Get information about a virtual machine 二種類あって、以下がIns…

Azure PowerShellで認証情報を保存する

Azure Powershellで認証を行うには、Add-AzureRmAccountを使ったりましますが、PowerShellを終了してしまうと認証が維持されません。再度ログインすると、ログイン画面から認証まで微妙に時間がかかったりして、イラットすることもしばしば。 そんなときSave…

Azure VM V2 (Azure Resource Manager) のディスク拡張をする

仮想マシンV2(いわゆるAzure Resource Manager)での ディクス拡張方法です。 拡張後のOS操作は以下と同様だと思います(未確認) 仮想マシンのディスクを拡張する - Azureの小ネタ (改) 仮想マシンのディスクを拡張する Linux編 - Azureの小ネタ (改) …

Azure SDK for Python を使う

Azure SDK for Python を試す機会があったので備忘録として。 ちなみにPythonはVisual Studio上でプロジェクト作ってデバッグして実行できて便利になってますが、その辺りのセットアップ方法は以下。 Python と SDK のインストール - Azure SDK関連は以下で…

ARMモードでのPoint to Site VPN接続ではまった

少しばかりハマったので備忘メモなのですが、これは2016/02/19 時点での情報です。数週間前の情報が既に古くなってしまうAzureの宿命でしょう。 Azure ARM PowerShellのバージョンは、1.0.4 です(Get-Moduleによる) 前提として、 現在のNewポータルでは、P…

Azure ARM API 事始め

この記事はAzure Advent Calender 22日目の記事です。ここ最近、Azure API を呼び出すことが多かったので、備忘録としてまとめておきたいと思います。 概要 APIには、Azure Management API(ASM)と、Azure Resource Manager(ARM)がありますが、この記事はARM…

Azure PowerShell 1.0 Preview

Azure PowerShell 1.0 Preview がアナウンスされました。 azure.microsoft.com Azure Resource Manager (ARM) による管理APIが追加され、それによって Switch-AzureMode にてARM<->ASMを切り替える実装になりましたが、同名で異なる動きをするコマンドが…

仮想マシンのディスクを拡張する Linux編

前回は、Windows 仮想マシンのディスクを拡張したので、今回はLinux 仮想マシンでも同様に拡張してみたいと思います。 各ディストリビューションによって挙動が違うことが予想されることから、UbuntuとCentOSでそれぞれ試してみたいと思います。 Ubuntu 14.0…

仮想マシンのディスクを拡張する

2015年3月に、仮想マシンのOSディスク容量が127GBから緩和されています。詳細は以下のURLを参照していただくとして、最大1TBまで増加させることができます。 Azure VM OS drive limit has octupled! | Microsoft Azure Blog Azure VM の OS ドライブの容量制…

仮想マシン(v1)に接続されているDisk一覧を表示する

仮想マシン (V1 = Azure Service Management = ASM) に接続されているディスク一覧を表示する必要があったので、さくっとスクリプトを書いてみました。 OSディスクは1つなので、そこからMediaLinkを取り出してUriを表示 データディスクは複数なので、ループ…

仮想マシンV2 と ロードバランサーを作成するサンプルスクリプト

仮想マシンn台と、ロードバランサーを作成するスクリプトを貼り付けておきます。適宜変数を書き換えてください。いくつかハードコードしてますが、すみませんです。 台数は unitNum変数を書き換えてください。ロードバランサーではSSHとHTTPポートを空けてい…

仮想マシンV2にロードバランサーを追加する

仮想マシンV1では、仮想マシンのコンテナとしてクラウドサービス(≠PaaS)を利用していたため、暗黙的なロードバランサーが常に存在していました。仮想マシンV2では、前記事のとおりロードバランサーは必須ではなく必要に応じて、追加する必要があります。 今…

仮想マシンV2にネットワーク セキュリティ グループを追加する

Visual Studio 、Azure PowerShell などで 仮想マシンV2 を作成してみましたが、とくにネットワークセキュリティについて設定していませんでした。このままですとPingも通ってしまってあまりよろしくありません。 これらはネットワークセキュリティグループ…

Azure Storage の Client Side Encryption

Azure StorageでClient Side Encryption (クライアントサイド暗号化)がPreviewで使えるようになっていたので試してみました。 パッケージ パッケージは、Azure Storage ClientのPreview版と、Azure Key Vaultの正式版、Azure Key VaultのExtension(これは…

Azure Linux仮想マシンのパスワードをリセットする

VM作成直後に、あれっログインできない!となってしまったことはありませんか?二度パスワードをタイポしないとも限りません。そんなときは、以下の1ライナーでパスワードをリセットします。 Get-AzureVM -ServiceName hoge -Name fuga | Set-AzureVMExtens…

Visual Studio から 仮想マシンV2を作成する その2

前回 は、予め用意されていたテンプレートを使用して仮想マシンV2を作成しましたが、こんどはテンプレートが空の状態から作成してみたいと思います。 プロジェクトの作成 プロジェクトの新規作成から、空のテンプレートを選びます。 JSONファイルとアウトラ…

Visual Studio から 仮想マシンV2を作成する

今回は、Visual Studio 2013 + Azure Tools で、Visual Studioから仮想マシンV2を作成してみます。最新のAzure Toolには、Azure リソースグループと呼ばれてプロジェクトを作成できるので、それをベースに行います。 プロジェクト作成 プロジェクトの作成か…

仮想マシンV2作成のスクリプト例

前回の記事では、PowerShellを使って仮想マシンV2を作成しましたが、スクリプトが断片的だったので、ざっくりまとめました。 Azure PowerShell で仮想マシンV2を作成する - Azureの小ネタ (改)

Azure PowerShell で仮想マシンV2を作成する

Azure PowerShellで、仮想マシン V2を作成してみます。現在のAzure PowerShellには、 サービスマネジメントモード(ASM) リソースマネージャーモード(ARM) の2つがあります。 それらの切り替えは、Switch-AzureMode コマンドレットで行いますが、以下の通…