Azureの小ネタ (改)

~Azureネタを中心に、色々とその他の技術的なことなどを~

LINQPad によるWindows Azure Storage 操作

LINQPadを利用したWindows Azure Storageの操作について。
自分の備忘録もかねて、書き綴ろうかと思います。

一番最初にやらなくてはいけないのは、アセンブリ参照の追加。
[F4] キーを押してQuery Properies ダイアログを開きます。
最初、この設定方法がわからず、しばし悩む。

とりあえず、 "%programfiles%\Windows Azure SDK\v1.2\ref"にある
DLLを追加。たぶん、以下。DriveとかDiagnosticsはいらなさげな気も
しますが。

  • Microsoft.Windows.Azure.ServiceRuntime.dll
  • Microsoft.Windows.Azure.StorageClient.dll
  • Microsoft.Windows.Azure.Diagnostics.dll
  • Microsoft.Windows.Azure.CloudDrive.dll


で、名前空間のインポートもしておきます。

  • Microsoft.WindowsAzure
  • Microsoft.WindowsAzure.StorageClient

くらいでしょう。これでとりあえず、使用する準備はOKです。

試しに開発ストレージに接続してみます。

    // 開発ストレージのアカウント
    var account =  CloudStorageAccount.Parse("UseDevelopmentStorage=true");
    // Blob Client
    var blobClient = account.CreateCloudBlobClient();
    foreach(var c in blobClient.ListContainers())
    {
        c.Dump(); // Dumpは、LINQPadが拡張したメソッド
    }

以下のように実行することができます。Dumpメソッドは、LINQPadが拡張したもので、下の
結果画面でオブジェクトの内容を便利に確認することができます。