Azureの小ネタ (改)

~Azureネタを中心に、色々とその他の技術的なことなどを~

Azure Drive いろいろ

こんばんは、statemachineです。今回は、Azureフォーラムでも話題になっていたドライブについて色々。おぃ、マッチポンプじゃねーのかという、突っ込みは却下でございます。


多少おさらいとして、Azure Driveの特徴など。多少の推測が混じっていますので、あしからず。

  • Page Blobで実装されてます。ということは、使用量や読み書きによるトランザクションによって課金されます。どの程度トランザクションが発生するのかはよく分かってません。
  • 1TBのディスクを作っても利用していないページはたぶん課金されません。(Page Blobの仕様か)
  • HTTPSを使うと例外が出るので、HTTPを使います。
  • ローカルストレージへのキャッシュ機能があるので、これを利用するとパフォーマンス、課金の面でメリットがあるかもしれません。
  • 複数のインスタンスからマウントすることは出来ません。したがって、1つを共有するような利用はできないです。
  • Blobなんで、CopyやSnapshotを取ることが出来ます。
  • ローカルで作成したVHDをアップロードして、Driveでマウントすることができます。


もっと理解したい場合は、Drive ホワイトペーパーを参照するとよいでしょう。


使うには多少クセがあって、

  • Table/Blob以上にAzure環境と開発ファブリックの差が激しい。開発ファブリックは、Substコマンドで実装されているため、根本的な実装原理が異なっている。
  • 例外がクソ。Exceptionから派生しているだけで、有効な情報がない。へんなHRESULTを返してくる場合多し。
  • InitializeCacheしておかないと、Create/Mountの当たりで例外が出た(記憶あり)


というわけで、ぜひ本環境で検証してください。