Azureの小ネタ (改)

~Azureネタを中心に、色々とその他の技術的なことなどを~

Azure Java SDK 1.0.0-beta2

Azure Java SDK が 少し新しくなって、 1.0.0-beta2 となりました。まだ全てのリソースに対応していませんが、APIが少し変わったので試してみます。基本、以下のGitHubにつらつらと書かれているものです。

github.com

認証

以前は、つらつらとコードを記述しなくてはいけませんでしたが、プロパティファイルに対応してます。例のごとく以下の情報が必要です。

  • サブスクリプションID
  • テナントID
  • アプリケーションID(クライアントID) Azure ADで登録する
  • アプリケーションキー(クライアントキーだったり、パスワード) Azure ADで登録する
  • 各種URL

詳細は、以下の Authentication in Azure Management Libraries for Java を参照のこと。 azure-sdk-for-java/AUTH.md at master · Azure/azure-sdk-for-java · GitHub

subscription=########-####-####-####-############
client=########-####-####-####-############
key=XXXXXXXXXXXXXXXX
tenant=########-####-####-####-############
managementURI=https\://management.core.windows.net/
baseURL=https\://management.azure.com/
authURL=https\://login.windows.net/

各種URLは、中国とか内部的なテストサイトもあるでしょうし、メンドウならが毎度指定する必要があります。

サブスクリプション情報を取得するには、以下で完了です。

Azure azure = Azure.authenticate(new File("my.azureauth")).withDefaultSubscription();

今回、Azureというクラスを基点に各種APIを呼び出せるようになります。一例として、リソースグループ一覧を取り出したい場合、

azure.resourceGroups().list().forEach(rg -> System.out.println(rg.name()));

Java8と組み合わせると、だいぶスッキリ記述できる予感ですので、もう少し掘り下げたいと思います。

以上